寧波の観光スポット紹介

寧波は浙江省の地級都市で2009年の戸籍人口は600万人の港湾都市です。寧波の海岸線の長さは830Kmに及び古来より重要な港町として栄えて来ました。  アヘン戦争後の1842年の南京条約にて上海、アモイ、福州、広州とともに対外的に開港し発展してきました。
また、日本との関係も深い街で、遣唐使など多くの日本人は日本より一旦寧波に入り中国各地を目指しました。 室町時代に日本が中国の明朝と行った貿易、日明(勘合)貿易は一度寧波に入港し許可証である勘合(勘合符)のチェックが行われました。現在京都の 長岡京市とは友好都市となっています。

天一閣

中国最古の蔵書処で明代の1561年-1566年に兵部右侍郎の範欽という人物の書庫として建てられました。 蔵書数は明代の刊本と写本を中心に30万以上に及び中国の古代史の研究で 重要な本も多く保管されています。火災から本を守るために造られた池の周りには高水準の庭園があり有名です。

阿育王寺

405年に創建された中国禅宗五山の一つです。名称の阿育王とはインドのアショカ王のことで、 仏教布教のため、釈迦入滅時に84000に分けた仏舎利を各地に分配しました。そのうちの一つがここ寧波の 阿育王寺にも送られました。寺内には2つの塔があり東側にある上塔は1991年に改修されました。 もう一つの下塔(通称舎利宝塔)は1365年に建てられたもので七層六角の構造をしています。 また、院内には舎利殿、大雄殿、法殿、天王殿などの建物があります。 舎利殿には鑑真大師像が安置されています。

天童寺

天童寺は寧波市東郊外25km離れている太白山の麓にあり万寿寺・霊隠寺・浄慈寺・阿育王寺と並び中国禅宗五山に数えられる禅宗寺院で300年に創建された既に1700年以上の歴史を持つ名刹です。 最盛期の宋代には仏閣が999軒ありましたが明の万暦十五年(1587年)7月21日に大洪水にあい廃墟となってしまいました。 現在では天王殿、大雄宝殿、法堂、先覚堂、羅漢堂、鐘楼、御書楼などがあり、すべての仏閣は長廊で繋がっていています。

保国寺

寧波市の北約13Kmの場所に位置する名刹で、後漢時代に霊山寺として創建されましたが、 845年の火災で全焼し880年に改修され、名称も保国寺と改称されました。この寺院の必見は大雄殿で880年に建てられた当時の物が 今もそのまま使われ、釘を一本も使わずに建てられたことで有名です。また寺内には漢代から民国までの物品が17の展示室に展示されています。

月湖公園

寧波中心部の月湖の周囲を取り囲むように作られた公園です。市民の憩いの場として休日には多くの人が訪れます。

サブコンテンツ
サブコンテンツ2

SECTS by 西安中信国際旅行社 MENU

Copyright (C) 2009 SECTS by 西安中信国際旅行社. All Rights Reserved.

西安中信国際旅行社有限責任公司

中国国家旅遊局授権国際旅行業務資格:L-SNX-GJ00029
住所:〒710061 中国陝西省西安市碑林区南関正街中貿広場5号2単元16階
TEL:(86‐29)8788‐1980
FAX:(86‐29)8788‐1980