開平は広東省の中南部、広州より車で二時間ほどの場所に位置する街です。
この街は明末より20世紀初めにかけて建設された西洋風の高層建築石楼で有名で、赤坎鎮、自力村、方氏灯楼、蜆岡鎮、百合鎮などの石楼が多く残る場所が2007年に世界遺産に登録されました。
石楼は水害と匪賊による被害を防ぐ目的で、開平の住民によって望楼の建築が始められました。しかしその当時はまだ石楼の数や規模はそれほど多くありませんでした。
19世紀中葉、米国とカナダの西部大開発に伴い、ゴールドラッシュと大陸横断鉄道の建造に大量の労働力を必要とするようにななると、開平地区より多くの人がアメリカやカナダに移住しました。
その後、お金を貯めた華僑の帰国や華僑の送金を受けた人々が財産を守るために石楼を建てました。1900年-1931年の間に1648基もの石楼が建設されたと言われます。
特色は中国と西洋を折衷した外壁を持っていることで、古代ギリシア、古代ローマとイスラムなどの建築様式が結合したもので多様性に富んでいる ことです。
世界遺産開平の中でも特に有名な村で、この村からも大変多くの方が海を渡り華僑となりました。
その後、海外で財を成した華僑が帰国し、1920年以降、15基の石楼が建てられました。この自立村の石楼の特徴は、
この石楼が建てられた当時、盗賊などが盛んに出没したため、非常に堅牢なことです。
現在でも、葉生居盧、雲幻楼、銘石楼などは内部を見学することが可能です。
開平市の南西約12Kmに位置し、既に350年以上の歴史を持つ場所で、 街を東西に嶺南地方特有の建物「騎楼」が建ち並んでいます。その建物群の中で有名なものは関氏と司徒氏の建てた関氏図書館です。
1936年にアメリカ華僑謝維立によって建てられた別荘で中洋折衷の庭園を持つことでも知られたいます。
園内は大庭園、小庭園、別荘区などで構成されています。
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