湖北省北西部、長江最大の支流漢江沿いに位置する街です。 元々は漢江を挟み北側を襄城、南を襄陽という2つの城区に分かれていましたが、後に襄樊市という一つの市になり、 2010年その襄樊という名称を改称し襄陽市になりました。現在の人口は600万人ほどとなります。この襄陽は 諸葛孔明が隠棲中のところ劉備玄徳に見出される「三顧の礼」の舞台にもなった場所で今でも多くの三国志ファンが訪れる場所です。
諸葛孔明が17歳から27歳まで隠棲していた場所です。曹操に追われ荊州の劉表の元に身を寄せていた劉備玄徳が諸葛孔明の噂を聞きつけ ここに何度も足を運び、ようやく諸葛孔明を仲間にすることが出来たという三国志の【三顧の礼】の舞台となった場所です。
漢江南岸に位置する城郭。築城は紀元前201年(前漢の高祖6年)で既に2000年以上の歴史があります。 劉備が一時頼りにしていた、荊州を治めていた劉表がここに城を築いたことにより現在の大きさになりました。周囲は7.5Km、高さ10mの城壁は 北側を漢江、その他三側はお堀に囲まれていて、そのお堀の幅は広いところで200m以上にもなります。 そのため、難攻不落の城と言われました。現存のものは明代に修復されたものです。
襄陽市街の東南の隅に位置している明代の襄陽王府門前の目隠し用の塀で、15世紀中頃に造られました。 壁は3つに分けられていて、全長26.2m、中央の高 さ7.6m、左右の壁の2つの高さは6.7m、厚さ1.6mあります。 壁全面に、5mから10cmの99匹の龍が刻まれ、中央の壁には、巨大な二匹の龍が彫られています。 中国が誇る四大影壁の一つに数えられています。
Copyright (C) 2009 SECTS by 西安中信国際旅行社. All Rights Reserved.
中国国家旅遊局授権国際旅行業務資格:L-SNX-GJ00029
住所:〒710061 中国陝西省西安市碑林区南関正街中貿広場5号2単元16階
TEL:(86‐29)8788‐1980
FAX:(86‐29)8788‐1980