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南寧の概要

広西チワン族自治区の首府である南寧は総人口約650万人、都市部の人口は約250万人になります。そのうちチワン族の人口は約55％です。 一年中温暖な気候で緑が絶えない事から「緑城」とも呼ばれています。南寧は河川航路を利用し海まで出ることが出来、また ベトナム国境から 160 キロメートルの地点にあり、中国と東南アジアとの貿易上重要な都市となっています。

南寧の気候

南寧の気候は亜熱帯気候に属し高温多湿な気候です。

南寧の歴史

紀元前214年秦の嶺南征服により桂林郡に属し、広州を都とする南越王国を経て、紀元前111年に漢の郁林郡となりました。 318年に東晋が郁林郡から晋興郡を分置し、晋興県を置き今日の南寧の始まりました。
唐代にはユウ州が設置され、これが今日の南寧の簡称の起源となり、元代にはユウ州路が南寧路に改められ、南寧の名が初めて使われました。 明代には南寧府が置かれて、広西布政使司に属し、清代には桂林を省会とする広西省に属しました。
辛亥革命後、広西軍政府は1913年桂林から南寧に省都を移しましたが、1936年には再び桂林に戻しました。 日中戦争では二度日本軍に占領され、1949年12月4日人民解放軍が南寧に入城し、1950年1月23日南寧市人民政府が正式に成立ました。
同年2月8日広西省人民政府が成立すると南寧を省都とし、その後、幾度かの変遷を経て1958年3月5日現在の広西壮族自治区が成立し、南寧市が自治区首府となりました。 1968年には文化大革命により南寧市革命委員会が成立するが、1980年には正式に市人民政府が復活しました。
1992年6月15日、国務院の决定により南寧市は対外開放都市となりました。

南寧の観光スポット

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