南寧の観光スポット紹介

広西チワン族自治区の首府である南寧は総人口約650万人、都市部の人口は約250万人になります。そのうちチワン族の人口は約55%です。 一年中温暖な気候で緑が絶えない事から「緑城」とも呼ばれています。南寧は河川航路を利用し海まで出ることが出来、また ベトナム国境から 160 キロメートルの地点にあり、中国と東南アジアとの貿易上重要な都市となっています。


広西チワン族自治区博物館

現在広西チワン自治区唯一の国家一級博物館で、自治区の歴史、文化を伝えていいます。収蔵品は41,792点で そのうち一級文物144点、二級文物1,884点、三級文物2,678点有ります。80万年前の手斧や新石器時代の石シャベルなど珍しいものも有ります。 現在、基本陳列は《文莱蘇丹龍?陳列》、《广西百越文化文物陳列》、《館藏明清瓷器精品展》に分けられています。

広西民族博物館

2008年に自治区の成立50周年を記念してオープンした自治区に住む12の少数民族に関する展示を行っている博物館です。 8000uの展示スペースは 展示は大型の「广西民族文化陳列」、「銅鼓文化展」などに分けられて展示されています。 屋外展示スペースなども有ります。

揚美古鎮

南寧の西約35Kmの場所に位置する古鎮で宋代に羅・劉・陸・李の四氏が移り住んだことから始まる、既に1000年の歴史を 持つ古鎮です。その後、水運の発達により交通の要所として栄えました。現在も明清代の街並みが残り、約5300人の人が生活しています。

・南寧郊外崇左市の観光スポット

徳天跨国大瀑布風景区


中国とベトナムの国境に位置する風景区で、見どころはは幅100m、落差70m(滝は3段に分かれ3段合計70m)の滝です。  この滝のすぐ隣にはベトナム側の板約瀑布(幅100m)があり迫力は満点です。ここでは筏に乗り滝を鑑賞することも可能です。  この付近には、清代に建てられた中国/ベトナムの国境碑や国境マーケットなどもあります。また、瀑布の下流には「緑島行雲」などの  見どころもあります。

花山岩壁画

崇左市寧明県内の川に面した花山一面の石壁に、チワン族の先人駱越人が書いた壁画の遺跡が多く残っています。 このような壁画は左江流域にいくつか発見されていますが、花山のものはその中で最も規模が大きなものです。 その赤い遺跡は、260メートルの壁に描かれ、幅約135メートル、高さ44メートルで、人物が題材にされています。 壁画は、山麓から5〜20メートルのところに数多く、最も高いものは44メートル、最も低いのは2メートルのところに描かれています。 この壁画は、すでに長いもので2000年以上の歴史がありますが、どのようにこの高さの場所に、また何の為に描いたのかなど詳しいことはまだ分かっていません。

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