寧波は浙江省の地級都市で2009年の戸籍人口は600万人の港湾都市です。寧波の海岸線の長さは830Kmに及び古来より重要な港町として栄えて来ました。
アヘン戦争後の1842年の南京条約にて上海、アモイ、福州、広州とともに対外的に開港し発展してきました。
また、日本との関係も深い街で、遣唐使など多くの日本人は日本より一旦寧波に入り中国各地を目指しました。
室町時代に日本が中国の明朝と行った貿易、日明(勘合)貿易は一度寧波に入港し許可証である勘合(勘合符)のチェックが行われました。現在京都の
長岡京市とは友好都市となっています。
寧波の気候は亜熱帯季節風気候に属し、 温暖湿潤で、四季がはっきりしています。年間降水量が1300から1600ミリで、5月から9月 の降水量は一年の60%を占めます。
寧波は歴史は長く、7000前の稲作文化で知られる河姆渡文化の発祥地です。
春秋時代に越の国で、戦国時代には楚に併合され、紀元前222年秦に統一されたあとは会稽郡に属していました。
唐の時代は「明州」と呼ばれ、揚州と広州と一緒に中国三大対外貿易港になりました。
南宋では慶元府と呼ばれ広州、泉州と中国三大対外貿易港にとなり日本、新羅、東南アジアなどの船も入港しました。
元代には慶元路と称され、1274年に次ぐ2度目の元寇(1281年)では3500隻、10万人の兵が日本へ向けて寧波を出港しました。
明代には寧波と改称され、日本との日明(勘合)貿易が行われましたが、寧波の乱後は日本船の入港を禁止されました。
アヘン戦争後、上海、アモイ、福州、広州とともにの対外的に開かれた通商都市となり発展しました。
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寧波-北京 |
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