無錫は江蘇省の二級都市で2009年の常駐人口は620万人、戸籍人口は470万人、隋代完成した京杭運河の重要な要衝として栄え、今でも多くの船が行き来する水郷都市です。
市の水面面積は全体の16.5%にも達し非常に水の豊かな都市です。
周囲には庭園などに使われる太湖石と呼ばれる石が産出され、南部の太湖は様々な魚が取れることから【魚米の郷】とも称されています。
近年は工業が急速に発展し、多くの日系企業が進出して日本人駐在員も非常に多い街です。兵庫県明石市、神奈川県相模原とは友好都市となっています。
無錫の歴史は7000年前に遡り、その頃の住居跡や農耕跡も発見されています。無錫は三国で有名な呉の発祥の地で
金属の精錬、加工技術に優れ、それを武器などに応用することにより他国を圧倒し発展しました。
一説によると無錫は前漢の時代まで錫(スズ)が多く産出され【有錫】と言われていましたが、余りにも多く掘る過ぎ、
錫が無くなってしまったことから【無錫】になったと言われています。
隋代に完成した京杭運河が無錫を通ると江南の農産物や工業品を各地に送る中継地として発展しました。清代には紡績や繊維業が発達し、
【布の港】と称されるほどになりました。辛亥革命までの間に食品や繊維などの民族資本が形成され始めました。
1912年、中華民国は無錫県を設置し、多くの資本の本拠地となり【小上海】と称されるまでに発達しました。
しかし、日中戦争、国共内戦で打撃を受け、1953年ようやく無錫は江蘇省の直轄市となりました。しかし、その後は大躍進政策や文化大革命
などにより多大な損失を受けました。その後、再び復活し、今日では工業の重点都市としての地位を得ています。
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