安徽省古民家群の紹介

   黄山市は雲海や温泉などで有名な黄山という山の他に、その周りには明代、清代に造られた村がそのまま残る  古民家群が点在しています。この古民家群もユネスコ世界遺産に登録され、黄山を訪れたなら登山だけでなく  是非古民家群の散策もお楽しみ頂ければと思います。数百年前の素朴な町並みを味わうことが出来ます。
   

屯渓(老街)

黄山市の中心地、屯渓にある古代商業街です。全長900m程のこの通りには白い壁、黒い瓦など江南建築の特徴を持つ 宋代や明代、清代の建物が残りお茶、骨董品、墨、硯、筆、茶道具、薬などが売られています。2009年には北京の国子監街、蘇州の平江路と並び 【中国歴史文化名街】に選出されています。

西逓村

北宋代の元祐年間に河川の西岸にできた既に600年以上の歴史を誇るのがこの世界遺産にも登録される西逓村です。 元々は西川と呼ばれていましたが、物資輸送の駅として使用されたため西逓(「逓」は宿場)と呼ばれるようになりました。 【古き東方文化の縮図】、【中国古民居博物館】などと称される非常に趣のある村です。 元々は唐の昭宗の子が変乱を逃れ胡氏を名乗りこの地に住んだことから村の歴史が始まります。この胡氏が商売で成功すると 村は発展していきます。17世紀中ごろ、胡氏から官僚が出たため、さらに発展し、18世紀から19世紀にかけて、西遞の繁栄は頂点を極め、600もの豪邸が作られました。 村の入口にある【胡分光勅使牌楼】は当時のまま残されています。

宏村

村の前には大きな池があり、正面から見ると水に浮かんでいるようにも見える世界遺産宏村は 村内にも池や水路が多くあり非常に趣のある古鎮です。 汪氏一族は、村が作られる前から宏村に居住し、今では汪氏一族の住まいとなっています。明代、村内にある泉を掘り、そこに川の水を引き入れ人工の南湖を造りました。 そして村全体に水路を巡らせ、村全体に水が供給されるようになっています。村の全景が牛に似ていることから牛形村とも呼ばれています。 現在は明清代の建物が150ほど残っています。

南屏村

西逓村や宏村に比べ素朴な雰囲気の残る場所で、ここには明清代の民居が300ほど残っています。有名な張芸謀監督の 【菊豆】もこの地で80%以上が撮影されました。 封建社会の宗教観念を体現した「家祠」、「支祠」、「宗祠」という三種類の祠堂が8軒残っています。村内には路地が迷路のように張り巡らされ、 都会を離れのんびりと迷子になりながら散歩してみるのも楽しいかも知れません。

徽州古城

秦代より始まる歴史を持つ街で、徽州文化発祥の地とも言われています。現存の物は 明代に建てられ、清代に再建された町並みで東西南北にはそれぞれ門があります。 明清代には多くの安徽商人を輩出したことでも知られます。 この徽州古城には東方の凱旋門と呼ばれる許国石坊や多くの安徽商人が建てた民家の残る斗山街などの見どころがあります。

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