福州の観光スポット紹介

福建省の省都である福州は武夷山に源を発するビン江下流に位置する港湾都市です。ガジュマル(榕樹)が多いことから榕城という別名を持ちます。 その立地条件を生かし、古来より海運業で栄えてきた街です。漢代より始まった海外貿易は明代にピークを迎え、朝貢国である琉球王国の指定入港地となり、琉球館が置かれました。 また清代には造船地、軍港としての役割も果たしました。アヘン戦争後の南京条約で福州は対外開港し、茶の輸出などで発展してきました。

三坊七巷

中国歴史文化名街の一つに選ばれる福州の旧市街を保存する地域です。唐代に形成された三坊(衣錦坊、文儒坊、光禄坊)という3つの通りと 七巷(楊橋巷、郎官巷、塔巷、黄巷、古庇巷、安民巷、官巷)という7つの路地からなる地域で、現在でも200以上の明清代の建築物が残っています。

福建省博物院

福州西湖公園と福州左海公園の間に位置する福建省博物院は1953年に開館し2002年には改修工事も終了しました。 建築面積3.5万uで陳列館、自然館、総合楼、文博培訓中心に分かれます。17万点程の収蔵物を《福建古代文明之光》、 《福建近代風云》、《福建古代外瓷》、《工芸藏珍》、《福建戯曲大観》、《恐竜世界》、《動物万象》などに分けて展示しています。 必見は青周時代の青銅大鐃や明代のコ化窯文昌坐像などです。 

西湖公園

福州市の西北に位置する西湖は晋の太康三年(西暦282年)に郡守厳高によって灌漑ように造られました。既に1700年の歴史を持ち、 福州では最も整備された古典園林です。唐代末には既に名勝として知られていました。 五代には拡張も行われ、また楼や橋なども造られ、ビン王朝の御花園となりました。1914年現在の西湖公園となってからも四季の花々の美しさなどで有名です。 また、【福州西湖八景】と呼ばれる仙橋柳色、大梦松声、水晶初月など8ヶ所のスポットもあります。

于山風景区

福州市民の憩いの場でもあり、清代に建築された大士殿や唐代の904年に建てられた(現存のものは清代に再建)7層八面の白塔、摩崖石刻群など 24の旧跡や奇観があります。

烏石山風景区

烏石山は于山と屏山を加え福州三山とも言われます。最高峰は香炉峰(86m)。 麓から山頂に続く道の両側の岩に200以上もの摩崖題刻が彫られていてます。山頂には道教寺院もあります。

林則徐記念館

清代の官僚でイギリスによる阿片密輸の取り締まりを強行し、これに対する制裁として阿片戦争が起きました。 ここはそんな林則徐の遺品や文献、彼の出世の軌跡などを紹介しています。

西禅寺

福州の西郊外に位置する西禅寺は唐代の867年(咸通8年)に創建された福州五大禅寺に数えられる寺院です。 寺院はガジュマルの樹を中心に1.5qの広さが有り、園林芸術の素晴らしさ、仏教地の風格を感じることが出来ます。 広大な敷地の中には天王殿、大雄宝殿、法堂、藏経閣、玉佛楼、観音閣など36もの建築物があります。中でも目を引くのが、 1990年に創建された報恩塔で高さ67m、15層もあります。

林則徐墓

福州の北郊外、金獅山の麓に位置する林則徐墓は林則徐の両親、林則徐夫婦、弟夫婦が合葬です。 福州出身の官僚林則徐はアヘンの流入に脅威を抱き、アヘン輸入の禁止を訴え、1839年欽差大臣に任命され唯一の外貿易港であった広東省に派遣されました。 そこでアヘン販売と吸飲の禁止、外国商人に対するアヘン提出の厳命、外国商館の封鎖、アヘンの押収、焼却などの強硬策を取り、イギリスの反感を買い アヘン戦争開戦の引き金を作った人物です。

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