広西チワン族自治区の北部に位置する桂林市は人口約500万人、市街地人口も約75万人の大きな都市です。
そんな桂林はカルスト地形が生み出した奇岩が林立し、中国国内外の旅行者に大変人気の有る観光スポットです。
中でも桂林旅行のハイライトと言える漓江下りは水墨画そのものの景色を堪能することが出来非常に人気があります。
また、既に2000年以上の歴史を持つ桂林には奇岩の景色以外にも多くの国宝級の重要文化財もあり国家歴史文化名城にも
選ばれています。市街の北西に位置する龍勝県のヤオ族寨や棚田も非常に有名で毎年多くの旅行者が桂林を訪れています。
桂林市街、漓江と桃花江が合流する地点に位置する公園です。公園内の象鼻山の岩が 大き象が漓江に鼻を入れ水を飲んでいるように見えることからこの名前になりました。 この象鼻山は桂林のシンボルとも言われています。この公園には他にも普賢塔、雲峰寺などの スポットがあります。
桂林最大規模の公園で公園内の山の並びが北斗七星に似ていることからこの名前となりました。 この公園の主な見どころは国内最大級の唐代建築寺院と言われる栖霞禅寺、洞窟一面に碑文が刻まれた桂林碑林、 駱駝が座っている姿に見える駱駝山などがあります。
水の都とも言われる桂林、そんな桂林市街の杉湖の畔に建つ2つの塔です。杉湖の周りには遊歩道が造られていて湖畔を散歩しながらこの塔を眺めることも出来ます。 塔がライトUPされる夜は更に美しさが増します。
両江四湖とは桂林市街を流れる両江(漓江と桃花江)と市街の4つの湖(榕湖、杉湖、桂湖、木龍湖)の4つの湖の総称です ( ちなみに桂湖は宝賢湖、西清湖、麗沢湖の総称)。この両江四湖はクルーズにて巡ることが出来、桂林の人気スポットです。
桂林市街の北西に位置する鍾乳洞で、規模は桂林最大です。 付近に笛作りにつかう蘆が多く生えていることからこの名前が付けられました。 入口の獅峰朝霞より出口の雄獅送客までは約500mで水晶宮、原始森林、雲台攬勝、盤竜宝塔、簾外雲山など多くの見どころがあります。
桂林市街の最高峰で頂上まで約300段の階段があり高さは約70mです。山頂には独秀亭があり、桂林市街や点在する奇峰を 眺めることが出来ます。南宋の詩人顔延之が街中で独り突出した姿をさらす独秀峰を見て。「未若独秀者、峨峨郛邑間」と詠んで 称えたことこらこの名前が付きました。
独秀峰の麓にあります。明の太祖洪武帝(朱元璋)は、統一後に一族を各地に配置し王朝の安定を図りました。 桂林には甥の朱守謙が靖江王として派遣されこの王府を築きました。 1393年に完成したこの王府は周囲は約1.5km有ります。 清代には広西最大の科挙の試験場としても使用されました。
市街北に位置し、四望山、于越山、仙鶴峰、明月峰からなっていて上からは桂林市街が一望できます。 また、山腹の洞窟には唐宋代の漢詩や仏像などがあります。
市街北、漓江の西岸に位置する伏波山は、前漢の武帝がベトナム制圧のため馬援を伏波将軍としてこの地に派遣したことより この名称となりました。326段の階段を上り山頂に着くと桂林市街を一望することができます。山腹には聴涛閣、半山亭、遠珠洞、珊瑚岩、 麓には環珠洞、試剣石、千仏岩などの見所が有ります。
桂林郊外の観光スポット
桂林より北へ約60Km(直線距離)、湖南省との堺に位置する龍勝県にはミャオ族をはじめミャオ族、チワン族、トン族などの 少数民族が暮らしています。その龍勝県の南東部には彼らの作った棚田が有ります。 棚田は標高300mから1000m程のところに作られ、最大傾斜が50°にもなり、田んぼの一面が狭いことが特徴です。 ここではチワン族の平安棚田とヤオ族の金坑棚田などが有名です。
龍脊棚田の麓にあるヤオ族の村です。ここの村人は濃いピンクの民族衣装を着ることから紅ヤオ族と呼ばれています。 また、女性は一生に一度18歳の成人の儀式の時にしか髪を切らない伝統を持ち、長い髪の女性が多いことでギネスに登録されています。
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