南京の観光スポット紹介

南京は江蘇省の省都で長江の恵みを受けて発展した街です。  中心地よりすぐ西に長江が流れ、また駅のすぐ南には玄武湖、東には紫金山などの自然があります。また地下鉄もあり、市街地の移動は便利です。
南京の歴史は古く6朝(三国・呉、東晋、南朝の宋・斉・梁・陳)や南唐、明などの王朝が都を置いたことから北京、西安、洛陽と並び中国4大古都に数えられています。 現在でも南京には歴史的観光スポットが点在しています。

明孝陵

北京の明十三陵とともに世界文化遺産に登録される明孝陵は明王朝を開いた洪武帝朱元璋と后妃、馬皇后の陵墓です。 1381年、30年の歳月を費やして完成しました。 紫金山の中峰南麓にあるこの陵墓は中国古代の自然と人との一体化という伝統的思想に基づき建築物と自然環境の調和を重視しています。 陵墓へと続く参道の 中間点には獅子、駱駝、象、馬など6種12対の動物の石像が排列されています。朱元璋の墓塚は文武方門の中の一番奥にあり、 1997年の専門家の調査では一度も盗掘などの被害にあっていないことが分かりました。

霊谷寺

元々は南朝の梁の時代の514年、武帝が尊崇した宝誌和尚を葬るために創建されました。しかしその場所は朱元璋が 自らの陵墓を造る場所として選だため、現在の場所に移されました。現在は霊谷寺公園となっております。 必見は高さ60Mにもなる霊谷塔、梁や柱を使わずに建てられた無梁殿などです。 寺内に玄奘三蔵の頂骨を安置していたことでも知られ、現在は、東院の観音殿を玄奘大法師堂と改称し、その遺骨を供養されています。

中山陵

紫金山内にある1929年完成した中華民国の父孫文の陵墓です。 参道を抜けて門をくぐると298段の階段があり、その階段を上がると孫文の眠る祭堂があります。 この祭堂は中華民国の色にちなんだ青い屋根と、白い壁で【青天白日】を表しています。 この祭堂は中国近代史上初の公募によって選ばれた設計図によって建設されました。 祭堂内には孫文の像があり、、その奥の墓室に孫文が安置されています。

南京博物院

北京故宮、上海博物館、陝西省歴史博物館と並び中国4大博物館の一つに数えられています。 1933年にオープンした、中国でも最も古い博物館の一つです。貴重な文物も多く展示されています。 また、南遷文物という日中戦争時に北京の戦火を逃れるために運ばれた文物も多く残っています。

夫子廟

秦淮河の北側に位置する孔子廟です。またこの辺りの明清代の建物が多く残る一帯も一緒に夫子廟と言われます。 夜のライトアップは綺麗で、レストランや露店が並びます。また、遊覧船もあります。

江南貢院歴史博物館

夫子廟にあり、中国の官吏試験の科挙が行われた中国最大規模の試験場です。建物は 1168年に建てられました。

瞻園

夫子廟にあり、 「金陵第一園」と称される古典園林の名園で既に600年以上の歴史があります。 元は朱元璋が皇帝に即位する前の呉王府でした。また園内には太平天国を専門に扱った 太平天国博物館があります。

中華門

明代の南京の城壁、南京城の正門跡です。明代は周囲34Kmの城壁で囲まれていました。幅は120m、奥行きは130mもある 巨大な門です。

雨花台烈士陵園

革命烈士の陵園で革命烈士紀念館、烈士群彫、 雨花台革命烈士紀念碑などがあります。ここは太平天国軍と清軍の戦いが何度もあった場所で 当時の写真などの展示もされています。

煦園

「金陵第一園」と称される古典園林の名園で既に600年以上の歴史があります。 ここは、 太平天国天王府、国民政府の総統府であった場所にあり、総督府跡もあり、 孫中山の執務室、蒋介石、李宗仁の執務室、文官長執務室、政務局、図書館、防空壕等を見学することも出来ます。

梅園新村記念館

1946年5月から1947年3月まで、 南京で開かれた国民党と共産党の和平交渉の際、共産党の事務所、宿舎になった場所である。 周恩来と薫必武が共産党側の代表であった。

莫愁湖

南京市街よりほど近い場所にある湖で市民の憩いの場となっています。 南斉の美女莫愁がここに身を投げたことこらこの名称がつけられています。

侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館

日本軍によって行われたと言われている南京大虐殺に関する博物館です。 抗日記念館の代表格として中国共産党により愛国主義教育基地に指定されています。 元々は日本の援助により建てられました。

美齢宮

1931年に建てられた蒋介石の官邸です。妻の宋美齢の名前にちなんで作られました。 現在も当時のまま保存され、華やかな生活ぶりを垣間見ることが出来ます。

玄武湖公園

南京市街北側にある周囲15Kmの湖を中心とした公園です。南京市民の憩いの場です。 6朝時代は皇帝の遊び場でもありました。湖内には島があり橋でつながっています。

燕子磯

長江南岸に位置する絶景ポイントです。長江沿岸にある三大名磯の1つに数えられています。 この地には唐の李白、明の朱元璋、清の康熙帝・乾隆帝が訪れています。特に乾隆帝は6度の江南巡幸の際に3度登っています。 アヘン戦争時にはイギリス軍が燕子磯より上陸、南京へ侵攻しました。

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