上海北郊外エリア嘉定/宝山/崇明県の観光スポット紹介

 上海北部の嘉定区は元々は江蘇省でしたが、1958年より上海の管轄となりました。区内には数々の江南の名園があり、 時間があったらぜひ訪れたい地区でもあります。近年はF1中国グランプリも嘉定区で開催されています。工業地帯というイメージの強い宝山区にも 近年羅店鎮義品村の衛斯嘉・聞道園で、安徽省徽州の古建築を移築して出来た古建築博物館などのスポットが生まれています。崇明県の崇明島は中国で海南島に次ぐ 2番目の大きさの島で、島の55%が自然保護区に指定されています。

嘉定区

秋霞圃

 秋霞圃は南方古典庭園芸術の代表的なもので上海5大古典庭園に数えられています。明代にそれまであったラオ氏園、沈氏園、金氏園、城隍廟を合わせて作られました。 完成当時は工部尚書であったラオ宏氏の個人庭園でした。しかしやがてラオ氏の子孫の力が衰えると汪氏が庭園を受け継ぎ秋霞圃と改称しました。 敷地面積は30000uで、四季折々の景観を楽しむことが出来ます。中でも名称にもあるように秋が一番美しいとも言われています。 園内の多くの建築は明の時代に作られました(城隍廟だけは宋代)がその後荒廃を繰り返し、現存するほとんど1862年以降再建されたものです。

法華塔

 法華塔は金砂塔とも言われ、南宋開禧の時代の(1205-1207)に建てられました。その後は 荒廃と改修を繰り返しました。現存の塔は1996年に改修されました。塔に登り周りの景色を眺めることも可能です。 塔の1階、2階には嘉定に関係した物品が陳列されています。

竹刻博物館

 嘉定の竹刻が中国無形文化財に指定されたのを受け、2007年、法華塔のすぐ南にオープンした竹刻博物館です。 館内には多くの竹の芸術品が展示されています。

匯龍潭

1558年に造られた江南様式の庭園です。園内の5本の川が合流して出来た池が、5匹の龍が集まっているように見えることからこの名前がつきました。 池内には小島があり、曲がりくねった橋で結ばれています。

孔廟

匯龍潭のすぐ隣にある孔子廟です。中国各地に点在する孔子廟で嘉定の物は南宋時代の1219年に建てられました。
中国内外で唯一の科挙博物館を有することでも有名です。
入口には仰高、育才、興賢の石牌があり、その石牌に沿った石柱には孔子の72人の弟子を表しています。 内部は明代の建築様式で唐代から清代にかけての石碑なども多く保管されています。

古猗園

明代の1522年に造園された江南名園の一つです。地下鉄11号線の南翔駅からも徒歩圏内で訪れることも可能です。 園内は鴛鴦湖を中心に明代の建築物や茶店が点在しています。正門の左側には小龍包のお店もあります。

宝山区

古建築博物館

安徽省徽州の実際に人が住んでいた古建築を一度解体し宝山区の聞道園の清代に造られた石橋や池などがある場所に運び そこで職人の手によって再び組み立てたという昔の街並みを再現した場所です。既に50軒ほどの復元が完了しレストラン、 ホテル、会議場、娯楽施設などとして観光に利用されています。

宝山臨江公園

長江を眺めることの出来る公園です。この公園の中には上海淞滬抗戦記念館があり、 第一次上海事変、第二次上海事変などの写真や資料が展示されています。

崇明県

崇明島東灘鳥類自然保護区

東灘鳥類自然保護区は崇明島の東端にある大湿地帯の鳥類保護区です。約100種類、300万羽の鳥がここで生息しています。 ツル、フクロウなど珍しい鳥も生息していると言います。

東平国家森林公園

崇明島中央部に位置する森林公園で上海の10大レジャースポットにも数えられています。 3.5Kuにも及ぶ公園内は多くの緑と湖などが点在し、自転車や遊覧車、馬車などで回ることが出来ます。 また、バーベキューガーデンやロッククライミング、射撃場など様々な娯楽施設があります。

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